東ドイツ時代の名工房ヴァルター・メーニッヒ製作のフルダブルホルンです。優しく暖かみのあるメーニッヒ・サウンドが満喫できます。楽器は恐らく1980年代のものと思われますが、フルメンテナンスをしておりますので、新品同様とは申しませんが、メーカー ：ヴァルター・メーニッヒ （旧東ドイツ時代の名工房製)商 品 名 ：フルダブルホルン 型 番 ：８３４／２ ロータリー ：４ロータリー( Bb/F, F/Bb切り替え可 ) ベ ル ：ベルカット ラッカー ：ノーラッカー マースピース ：横文字でよく分からないのですが、２番とあり、中庸で非常にいい マースピースです。
もう１本お付けしますが、アメリカのムースウッド製のＢＶAと いう型番です。 シカゴ交響楽団（ガイヤーホルン使用）で、中庸のカップ、早いレスポンスの ものを使用していたマースピースBを、ヒューストン交響楽団の首席奏者のBill VerMeulenが、非常に早いレスポンスＢＶを開発し、それをヨーロッピアン シャンクに改造したのがBVAです。 リムはゴールド、本体はシルバーでねじ式で外れます。
私はこのマースピースを使っていました。個人差がありますのでいい方を使って 下さい。ねじ式を使うときに、カップが合わないときは大阪のBrass Lab.MOMOで 希望の物を作って貰えます。
勿論リードパイプは、クルスぺ同様細いパイプです。 このリードパイプの細さと独特のベルの広がりが、あの独特の音色を 出すのだと思います。 巻きは、クルスペタイプです。
楽器は、フルオーバーホールをしております。ロータリーのメッキ、縦ガタ、横ガタ etc. すべて やっています。 ツバ抜きをつけ、Bb 2番抜差管は、短いステー付きですが長いステー付きに替えています。
メーニッヒ・サウンドの音色を楽しんで下さい。