2024 真空管プリアンプ(ハンドメイド)

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商品情報


説明
SRPP真空管プリアンプです。

真空を除きアルミシャーシを含めてほとんど新品部品を使った新作です。半田は鉛フリー銀入半田を使用しています。
アンプは以下にご説明のような構成です。

入力はPhono1、Phono2、CD1、CD2、AUX1の5回路、出力はOUTPUT1、OUTPUT2の2回路です。

ツマミ位置は写真右から
①入力セレクター
②ボリューム
③バランス
④トーンコントロールON/OFF
⑤R側高音コントロール
⑥R側低音コントロール
⑦L側高音コントロール
⑧L側低音コントロール
⑨パワースイッチです。


本アンプの真空管は12AT7が6本で、
回路構成は、イコライザー回路は12AX7が2本、12AT7が2本の2段のSRPPのCR型です。
フラット(トーンコントロール)回路は12AT7の2本を使用した構成です。
カソードフォロアー出力で出力インピーダンスは250Ω程度です。

CD、AUXは勿論ノイズはほぼ皆無で、Phonoもノイズは最小限でMCカートリッジでもトランス無しで聴ける程です。
ノイズレベルは真空管アンプとしてはベストコンディションだと思います。
トーンコントロール回路をパスするスイッチを追加しています。
トーンコントロール回路を経由した場合とパスした場合でゲインは合わせていますので音楽の途中で切り替えても
違和感はありません。

ウッドケースは今回はごらんのように塗装し、ゴールドのツマミを配しました。
シックで高級感のある外観だと思います。
電源コードが付属します。
寸法39、5(幅)*31(ツマミ含奥行)*10(高さ)cm
重量約5kg

過去100台を超える自作真空管プリを出品しております。
内部写真は使いまわしをしています。基本回路・レイアウト変更は御座いませんが抵抗・コンデンサ等回路部品は都度更新しています。
評価欄をご参照頂ければ判りますが、自作アンプについては落札者の方はご満足頂いております。
パワーアンプは全てご自分で自作されるスキルレベルの高い落札者様もおられました。


音質に関するご質問が良くありますので、私の印象と今までの落札者様の取引連絡やご評価をそのまま転記します。
私の主観的な印象は、
・音の粒立ち、広がり(音純度、遠達性)が良く、真空管特有の角の取れた深みのある余韻を感じさせる音・・・
・・・表現し切れませんが、主観ではそんな音・・・です。

また、取引連絡やご評価の中で過分なご評価もございますが、音に関する直接間接を問わず表記のあるものを以下に
そのまま転記します。

・あれこれ調整しながらいろいろな音楽を聞きましたが、音が自然で刺激的なところがなく音楽に浸る喜びを与えてくれる
素晴らしいアンプですね。
物理特性の比較ではなく、聴感上の比較なら、市販の最高製品と比較しても遜色ないのではないでしょうか。
マークレビンソンNo.38L、Exclusive C5が手元にありますが、それらとの比較でも決して負けてません。
それでこの価格、オーディオって何だろうって考えてしまいますね。
あらためて、良い品をお作りいただいたことに感謝申し上げます。

・商品を無事受け取りました。弦楽器の音が初めから滑らかに出ています。この度は素晴らしいアンプをお譲りいただき、
また迅速かつご丁寧な対応、誠にありがとうございました。またご縁ありましたらどうぞよろしくお願い申し上げます。

・素晴らしい商品です!ようやく探していたプリに出会えた気がします。奥行き感がとくに凄い。深い表現力のアンプです。
過去に所有していたカウンターポイント、SAGE、オークションでかなり人気のあったプリ、それらを間違いなく
上回ります。
大切にします。

・とても迅速な対応と、素晴らしいアンプ有り難うございました、次の機会にもどうぞよろしくお願いいたします。

・無事商品が届きました。迅速、丁寧なご対応に感謝いたします。音が生きており、大変素晴らしいアンプを入手でき
感激です。
この度はどうもありがとうございました。

・大変素晴らしい商品をお分け頂き有難うございました。今までの考え方が変わるくらいの衝撃を感じる商品でした。
末永く使わさせていただきます。

・拝聴いたし私の貧しいアンプが別物のような、その音のよさに驚き、思わず毎日手持ちのCD(クラシック)の
あれこれを聴いています。

・2A3シングルパワーアンプと合わせてレコードを聴いていますが、音は大変満足です。

・大変気に入りました。スピーカーが1ランク上がったような鳴り方です。

・優しい透明感のある音で、何よりもまず「音が生きている」と思いました。有機的な音で引き込まれてしまいます。

・質問欄からで申訳御座いません。 以前購入した者ですが、初めは何の変哲もない、アンプのようでしたが、
エージング進んで行くと、素晴しいアンプある事が分って来ました。
何が良いと言っても、オーディオ的良さでは無いのです。 音楽を聴くアンプなのです。
聴き疲れ無く、ただ音楽に没頭している毎日です。 大変有難うございました。

・アンプが到着し、音出し致しました。私はヴォーカルとピアノ曲中心に楽しんでおります。
まず、このタイプの真空管でありながら極めて静謐であり、また奥行き感の再現性は素晴らしいです。
エヴァ・キャシディなど聴きますと、彼女の声はもちろんギターの響きなどまったく違い、非常に感激致しました。
これから永く聴いていきたいと思います。

・聴けば聴く程いいプリアンプです。音楽がとても楽しく聞こえます。
これまで6AB7Yと6L6Yのメタル管を使ったパワーアンプで音楽を聴いていましたが、
今までの音が単調で薄っぺらに思えてしまいます。

・今日音出し致しました素晴らしいです。中々じゃじゃ馬のA7を鳴らしきれず悩んでいました。
しっかりとした粒立ち解像度と奥行き感申し分なく、仲間にも早速連絡しました。A7で気持ち良いクラッシックが
聴けるとは思いませんでした。

・300Bマルチで楽しんでいて、玉換え遊びで評価が遅れたことおわびします。プリで音が良くなりました。
びっくりです。透明度、純度、低音の力強さ、高音の分離、定位等向上しました。

・早速、テストを兼ねてシステムにセッティングし音出しを致しました。
音質は奥行きがあり艶やかな音質で、個人的には期待以上に大変満足出来る商品で、これから色々なシステムに
セッティングして楽しみたいと思います。

・JBL4343からチェロの深々とした音が響きます。クラシックがやっと聴けるようになりました。

・素晴らしく良い音が聞こえるアンプですね。トーンコントロールの効き具合も良いです。
また、ケースの仕上がりもキレイですべて満足できるアンプだと感じました。末長く使って行こうと思います。

・素晴らしいアンプをお譲りいただきました。快調に鳴っております。ボーカルや弦の音が生々しく聞こえ、
ちょっと吃驚しました。大変満足しております。

・こんばんは。本日商品が届きました。音の広がり、遠達性が素晴らしいです。ピアノの音がリアルです。
静寂感も素晴らしく解像度、音の分離が良いですね。また、艶とこくがあり分析的な音ではなく有機的でリラックス
させてくれる音です。
素晴らしい商品をありがとうございました。




ピアノもギターもサックスもビオラも直ぐ傍で演奏しているよう心が洗われます。
真空管アンプはそのような実在感と聴き疲れしない温かみがあります。

いかがでしょうか?
誠意を持って対応いたします。



ゆうパック着払いでお送りさせていただく予定です。

ハンドメイドアンプが音が良い理由を私見ですが以下ご説明します。
お暇なら読んでやってください。少しはお役に立てるかも。

その主な理由はプリント配線基板を使用せず信号線はシールド線材を用いて手半田で配線接続しているからです。
工業製品に使用されるプリント配線基板はそのほとんどが18μm程度の非常に薄い電解銅箔を
パターンエッチングして製作します。
電解銅箔はその断面を電子顕微鏡で見るとよく判るのですが電気めっきによる銅の粒が
積み重なった構造をしています。
そしてその銅の粒々の境界にはメッキ液中の不純物が残留しており、電流はスムーズに流れることは出来ません。
電気信号がスムーズに流れることが出来ないため、音を悪くする元凶である第3次高調波が発生するのです。
音をよくするためにRCA線材などは無酸素結晶性銅などを使っているのにこのプリント配線板が
それを台無しにしてしまうのです。
また、プリアンプの場合微弱信号が多く外部からの電磁ノイズの影響を大きく受けます。
電源や携帯などの電磁波によって通常の被覆線材の表面の絶縁被覆膜表面は徐々に帯電していきます。
帯電した被覆材がさらに電磁波にさらされると被覆材表面を帯電した電荷が動き回ります。
そうするとその電荷の動きが内部の銅線に誘導ノイズを発生させ、これが信号に重なり音を歪ませます。
手半田による配線では殆どの線材をシールド線材にすることで電磁ノイズの影響を防ぐことができます。
一方、プリント配線基板では個々の信号配線をきっちりとシールドすることは能です。

さらに、プリント配線基板では信号配線を個別にきっちりとシールドすることは能なため、外来の
電磁ノイズの影響だけでなく、信号線同士の電磁干渉が発生します。

シールド配線一本一本を手半田で接続するのは熟練と大変な手間が必要な為、市販の工業製品では100万円
を超えるようなアンプでもプリント配線基板を使用しています。
高級をアピールする為使用部品もハイエンド部品を歌っていますが、本当はハイエンド部品を使わなくても
すべて線材をシールド線材で手半田して、プリント配線板さえ使わなければ十分良い音が出せるのです。
そして、本当に良い部品はハンドメイドの手配線を前提とすることで初めてさらにそれが生かされるのです。

1950年~1980年代当時一世を風靡するアンプ達が現れました。
しかしながらその当時と現代では外来電磁ノイズのレベルは極端に異なる程大きくなっています。
従って、その当時、名機と言われた機器でも現代の環境で使用した場合、当時の性能は発揮できていないと
考える方が順当です。
さらに、電流は銅配線材の表層を流れるのですが、古い機器は銅の配線材表面の酸化が進んでいます。
酸化銅は絶縁性ですが徐々にまだらに酸化する為半導体 形成され、音を歪ませます。少し霞がかかった古さを感じる音。

ただし、手配線にも欠点もあります。
それは、輸送の振動で配線が揺らされ、長距離の輸送では極端な場合は断線してしまう恐れがある事です。
私も過去何回も経験しました。
プリント配線基板ではメインの配線はほとんど基板上に固定されているためその心配は少ないです。

また、半導体アンプと比較して真空管アンプが音が良い理由はそれぞれの基本的な増幅の仕方に根本的な違いがあるからです。
真空管アンプは高電圧を利用したアナログの電圧増幅で、可聴周波数帯域にわたって非常にスムーズに増幅できます。
一方半導体アンプでは高電圧は不得手なので一旦電流増幅して電圧変換しますが、この増幅は各周波数帯域に対して
スムーズなレベルのものではなくその為にいろんなNFをかけまくることで解消しようとします。
勿論、真空管アンプでもさらにノイズ低減を目的としてNFをかけることはありますがかけなくても十分なレベルの
裸の実力があります。
それは、①角のない柔らかく聴き疲れしない音②遠達性のある(遠くからでも聞こえる)自然で素直な音だと言えるでしょう。
ノイズレベルは真空管アンプより、高級な半導体アンプの方が格段に低いのに(人に耳には無関係なほどに)不思議ですね。


最後までお読みいただきありがとうございます。ご参考にしてください。

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